こんにちは、たなやんです。
今回は、大阪・羽曳野市にある大人の社会科見学スポットにやってきました。
「河内ワイン館」です。
南河内に住んでるものとして、やはり一度は河内ワインのワイナリーに行っておかなければ、と思っていたんですよねぇ。
河内ワイン館では、普段は見ることのできないブドウ畑や、
醸造設備の見学、
さらには造り手さんの説明を聞きながら、いろんな種類のワインや梅酒がテイスティングできます。
まさにワイン好きのための楽園です。
というわけで、河内ワイン館でおこなわれる「ワイナリー見学会」に参加してきましたので、その模様をお送りしたいと思います。
少人数でもOK◎河内ワイン館の「ワイナリー見学会」
昭和初期には、ぶどうの栽培産地として日本一の生産量を誇っていた大阪府河内地方。
昭和9年の室戸台風がきっかけでワインづくりがはじまりました。
「河内ワイン」は、80年以上の伝統をもとにワインづくりを続けている老舗ワイナリーです。
ワイナリー見学会では、ブドウ畑と醸造設備の見学からテイスティングに加え、スタッフからワイン造りに関するお話を聞くことができ、充実のひとときが過ごせます。
ワイナリー見学会は予約制となっていて、河内ワインのホームページからのみ予約可能です。
▶︎河内ワイン公式サイト
少人数(6名以下)と団体(7名以上)での予約に分かれており、コース内容は様々。
おつまみ付きのコースや名物専務が案内してくれるコース、食事付きプレミアムプランなどがあるので、詳しくは公式ホームページをご参照ください。
◆見学実施時間(定員10名)
14:00~
◆料金
【平日】ひとり 1,650円(税込)
【土日祝】ひとり2,200円(税込)
◆見学時間
約30分
ワインや梅酒の試飲を含めるとトータル2時間ほど
◆注意事項
※20歳以上から参加可能
※6名様以下からとなります
駒ヶ谷駅から徒歩8分!河内ワイン館は電車でのアクセスも良好
河内ワイン館は「駒ヶ谷駅」から徒歩8分というアクセスしやすい立地にあります。
見学会は14時からだったので、駒ヶ谷駅の一駅お隣「古市駅」でおいしいランチをいただいて向かいました。
近鉄南大阪線「駒ヶ谷駅」に到着です。
有名梅酒メーカー「チョーヤ」の本社前を通り過ぎ、逢阪橋を渡って住宅街に入ります。
風情のある住宅街だなぁっと思っていたら、「竹内街道」という歴史ある街道のようです。
駅からお店までのルートは分かりにくいので、Googleマップなどで確認することをおすすめします。
お店の前には広い無料駐車場もあるので、車での来店も安心です。
「河内ワイン」のワイナリーを見学!見どころをたっぷり紹介
ここからは、見学の流れをポイントで解説していきたいと思います。
予約時間の少し前に「河内ワイン館」に到着したら、
こちらの素敵な入口を抜けて1階ショップに集合し、「ワイナリー見学会」の料金をお支払します。
わたしが参加したのは平日。
参加者は2人✖️4グループ、合計8人の参加者でした。
さっそく、ぶどう畑へ出発です!
河内ワインのぶどう畑を見学
河内ワイン館のすぐ近くにあるぶどう畑「金銅農園」
ぶどうの収穫が終わっていたため(ことのきは9月中旬)、垣根に実っているぶどうの様子を見ることはできませんでした。
たわわに実ったぶどうを見たい方は、8月に参加するといいようです。
河内ワインの工場見学で除梗・破砕を体験!
次に案内されたのはワイン工場。
入った瞬間、ワインの良い香りが漂ってきます。
この日は、たまたま醸造作業も行っていたので見学することができました。
おいしそう・・♡
と見つめていると、1粒味見をさせてくれましたよ♪
プチッとぶどうがつぶれて果汁がジュワッと溢れ出てきます。
手回しの除梗(じょこう)破砕機も、実際に体験させてもらいました。
除梗・破砕とは、果実と茎にわける作業のこと。
作業の現場は迫力満点!
回すハンドルがなかなかの重さなので両手で力いっぱい回します。
機械が動かないように抑えとく方も必死です(笑)
しぼりたての果汁を試飲させてもらうと、香りが豊かで濃厚な味わい。
思わずゴクゴク飲んで、おかわりをしちゃいました♡
これだけの果汁の量になるには、どのくらいのぶどうが搾られたのかなぁと、ついつい考えてしまいます。
現在では使われていない、古い道具類も展示されています。
昔使用されていた大型の木樽。樽の表面には酒石酸がきらめいていました。
ワインセラー独特の雰囲気や空気感も楽しめます
ワインセラーに入ると、雰囲気が一変。薄暗くてひんやりしています。
「河内ワイン」で作られているワインや梅酒がディスプレイされていて、素敵な空間です。
樽や瓶に入ったワインが、ここでゆっくりとした熟成の時を過ごしているんですねぇ。
見学会の所要時間は30分くらい。あっという間でしたが、とっても濃密な時間でした^^
お待ちかねのワインと梅酒の試飲会!
スタート地点の河内ワイン館に帰ってきました。
ワイナリー見学会の締めは、お楽しみのワインや梅酒のテイスティングタイムです。
1階はお土産ショップとなっているので、テイスティングをしながらお好みのワインを購入することができます。
まずは白ワインから試飲スタート。
冷えたワインが身に染みる〜♡
スッキリとした爽やかな飲み口の「金徳葡萄酒デラウェア」は、いろいろなジャンルの料理と合いそう!
冷蔵庫に常備しておきたい1本です。
私はワインに詳しいほうではないのですが、解説を聞きながらゆっくり味わうと、繊細な味わいまで理解しやいように感じます。
あ、それと河内ワインのラベルデザインはどれもおしゃれなんで注目です。
筆者おすすめ!梅酒スパークリング 「ゴールデンパーティ」
河内ワインは梅酒も手掛けています。
私イチオシはスパークリングタイプの梅酒「ゴールデンパーティ」
これがもぉ、めちゃくちゃおいしいんです!
このシュワシュワ感が伝わりますでしょうか。
金色で美しい。
ありそうでなかなかないんですよねぇ、スパークリング梅酒。
ソーダで割った梅酒とは全然違うんです。
ボトルも華やかな見た目で魅力的。
おしゃれで特別感があるので、ホームパーティーやプレゼントにもぴったりです。
このゴールデンパーティ、2019年のG20大阪サミットの晩餐会で振る舞われ、一躍有名になったんだそう。
一度といわず何度でも味わいたい逸品です。
テイスティングといっても量は十分で、ワインの試飲でほろ酔い気分に♡
がしかし、まだまだテイスティングタイムは続きますよ〜
「梅酒をこんなに飲んだの初めて!」ってくらい、河内ワイン自慢の梅酒をたくさん試飲させていただきました。
「日経新聞 なんでもランキング」で見事1位を獲得した布袋福梅は、トロリとした飲み応えのある仕上がり。
上品な甘さが口いっぱいに広がります。
梅の果実感が感じられて、とっても濃厚なのでヨーグルトやかき氷にかけても美味しそう。
河内ワイン館の2階は、イベントスペース兼、資料館となっています。
金徳屋洋酒醸造元時代の写真やビンなど貴重な文物が展示されていて、河内ワインの歴史を知ることができますよ。
試飲を楽しんだあとはショッピングタイム。
味を忘れないうちにお気に入りのワインを数本購入しました。
コロナで長らく会えていない九州の両親にも、河内ワインをプレゼント。
1万円以上ご購入の方は「送料無料」という嬉しいサービスもありました。
河内ワイン館で大人の社会科見学をしよう
「河合ワイン館」のワイナリー見学会は、ここでしか味わえない濃密な時間を過ごせる観光スポットです。
ワインがお好きな方も、あまり馴染みのない方も、新たな学びや美味しさに出会えます。
ぜひ一度、足を運んでみてくださいね。
おすすめです♪
「河内ワイン」の基本情報
住所:大阪府羽曳野市駒ヶ谷1027
アクセス:近鉄南大阪線「駒ヶ谷駅」より徒歩約8分
電話番号:072-956-0181
駐車場:あり(無料)
店休日:不定休
ワイナリーツアーは要予約。開催時間などの詳細は公式HPで要確認
HP:http://www.kawachi-wine.co.jp/index.html
SNS:Instagram
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