春から初夏にかけての季節にぴったりなアウトドア・レジャー「潮干狩り」
今回は、「二色の浜潮干狩り場」の体験レポートをお届けします。

貝塚市にある「二色の浜潮干狩り場」は、大阪市内から最も近い潮干狩り場として知られてます。
入場料を払えば採れても採れなくても、決まった量のアサリをお土産として持ち帰れるシステムで、小さなお子さん連れのファミリーに大人気のおでかけスポットなんです♪

「潮干狩り」という言葉はよく耳にするけど、実際に行ったことがないという方のためにも持ち物や服装、注意点などを分かりやすくご紹介します。
初心者必見!二色の浜潮干狩りに行く前の予備知識

二色の浜潮干狩り2024の開催時期やベストな時間は?
2024年の二色の浜潮干狩りの開催期間は以下の通りです。
二色の浜潮干狩り 基本情報
開催期間 | 2024年4月13日(土)〜6月9日(日) ※4月15日(月)〜4月19日(金)は臨時休業 |
営業時間 | 午前9時から午後5時まで(最終入場:4時半) |
料金 | おとな(中学生以上) 1,700円 こども(3歳〜小学生) 850円 おとな600g、こども300g のおみやげアサリ付き [団体割引 25名様以上]おとな 1,600円/こども 800円 [団体割引 100名様以上]おとな 1,500円/こども 750円 |
定休日 | 4月15日(月)〜4月19日(金)は臨時休業 |
電話番号 | 二色の浜観光協会 TEL.072-432-3022 |
予約 | 団体様(25名様以上)に限り、予約が必要 ご家族様や少人数のグループでは、予約不要 |
HP・SNS | 公式HP、Instagram |
潮干狩りは、昼間に大きく潮が引く“春”が最適なシーズンです。
開催期間中でも、潮干狩りに適した日や貝が採りやすい時間帯について、あらかじめ調べておく必要があります。
潮干狩りに向かない日もあるので、必ず「潮見表」をチェックしましょう。
二色の浜潮干狩り場の干潮時間は、二色の浜観光協会のHPから確認できます。

2024年最新の「二色の浜潮干狩り場」は以下の通りです。
自〜至の間が潮が引く時間帯。
二色の浜付近は車が込むので、余裕を持っておでかけしましょう。
採れても採れなくても安全なアサリのお土産付き!

大阪湾に生息する貝より基準値より高い貝毒が検出されたため、二色の浜潮干狩り場で採れたアサリは持ち帰ることができません。
帰り際に、貝毒の心配がない安全性が確保されたアサリと交換してくれます。
貝毒は食べなければ人体に影響はないので、素手でアサリを採っても大丈夫!
安心して潮干狩りをお楽しみくださいね。
潮干狩り会場に近いのは第1駐車場

二色の浜公園には第1〜4駐車場まであり、駐車料金は普通車1日640円です。
潮干狩り場に近いのは第1駐車場となります。
第1駐車場が空いていない場合は、「トライアル二色浜店」も潮干狩り場に近くて安いのでおすすめ。
(1日最大550円、トライアルで買い物したら90分無料)
そのほかの駐車場として、二色の浜入り口の近くには民営の駐車場がいくつもあり、相場は1日1,000円でした。
駐車料金は公営駐車場より高いですが、二色の浜から近い場所にあるので便利です。

潮干狩りにいざ挑戦!

私たちが訪れた日は、ゴールデンウイーク最終日の2022年5月5日。
潮見表で確認すると、◎の好適日で13時〜17時がベストタイム。
余裕をもってベストタイムの1時間前に到着しました。

まずは入場券を購入します。
値段は以下の通り。
大人 (中学生以上) | 1,500円 貝600gお土産付き |
こども (3才から小学6年) | 750円 貝300gお土産付き |
列に並んでいると、場内放送が聞こえてきましたよ。
「お土産用のアサリが残り少なくなりましたので、お土産なし入場券の販売も開始しました」

GWのため連日来場者が多く、なんとお土産用アサリの量が少なくなったとのお知らせです。
場内放送によると、大人のお土産アサリ600gは個数に換算するとアサリ110個くらいなんだそう。
筆者家族は4人。もし大人✖️2、こども✖️2のお土産付きチケット買ったら、お土産アサリ330個お持ち帰り・・
330・・
そんな沢山いらんいらん

ってことで、お土産付き入場券(大人1,こども1)とお土産なし入場券(おとな1,こども1)を購入しました。
(普段は、お土産なし入場券の販売はしていないのでご注意ください。)

潮干狩り場内は、テントやキャリーワゴン、大きな手荷物の持ち込みが禁止となっています。
いよいよお待ちかねの潮干狩りタイムです!

すごい人
アサリより人のほうが多いww

よし!さっそく掘ってみますよ。

ない・・
来たばっかりだしね、そううまくいくものではないよね
と希望を捨てずに掘りすすめていきます。

貝、出てこない
あるのは大量の藻。
子どもたちは「ワカメ〜」と楽しそう。
場所を変えて、ひたすら掘り続けること約20分。
えっ、全然ないじゃん。と諦めかけてた、そのとき・・
来たーきたぁぁーー!

念願の初ゲット☆
なかなか出てこないアサリを見つけたときの喜びは大きくて、息子は宝探し感覚で貝掘りに夢中に!

じゃ〜ん!さっきより大きい。
ずぶ濡れになりながらも一生懸命掘っています。
ゴールデンウイーク時期は、子どもさんは水着必須です!

二色の浜潮干狩りを体験した私が感じた、採り方のポイントをご紹介します。
私的潮干狩りのポイント
- 人がたくさんいる場所を狙う
- 海の中は、まだ誰も掘り起こしていないので狙い目
- 熊手を使うよりスコップで掘ってさがす!深く掘る!!
熊手を持っていなくても大丈夫。潮干狩り場でレンタルできます。
熊手のレンタル料は200円(退場時に返却すると100円返金)です。

約1時間ちょっと掘って、これだけのアサリを採ることができました!
ここでずぶ濡れの娘が「寒い〜」とぐずり出したので、テントに戻って昼休憩。
休憩のあとは、娘と私は公園、息子と旦那さんは再入場してさらに潮干狩りを楽しんだようです。

潮干狩りが終わったら、出口で採った貝と入場券をスタッフさんに渡して、お土産用アサリと交換してもらいます。

お土産のアサリは、海水と保冷剤を入れたクーラーボックスに入れて持ち帰りました。
あとから調べたところ、海水を入れなくても持ち帰れるようです。
詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参照ください。


海、気持ち良いなぁ
波の音を聞くと、なんだか穏やかな気持ちになれますよね。
二色の浜潮干狩り会場は再入場OK!

二色の浜潮干狩り場は、当日なら再入場が可能です。
潮干狩り場を離れる場合、見つけたアサリたちは一旦「貝置き場」に置いておかなければなりません。
再入場するときは入場券を提示する必要があるので、なくさないように注意してくださいね。
売店もすぐ近くにあり


潮干狩り場の前には売店があり、焼きそばやフランクフルトなど、気軽に食べられるメニューがそろいます。
売店横の自動販売機は、ほとんどの飲料水が売り切れていました。
足洗い場・手荷物預り所もあります

潮干狩り会場の近くには洗い場があるので、砂まみれになった足をこちらで洗い流しましょう。
上画像の右側に写っているのが簡易更衣室(たぶん)。
足丸見えだし、風で入り口のビニールはためいてるし、ちょっと心もとない感じです。
(もしかしたら他の場所に更衣室あるのかも?)
有料ですが、売店に手荷物も預けることができますよ。
トイレはおむつ交換台・ベビーチェア完備!


トイレは高速道路の下にあるので、少し距離があります。
おむつ交換台やベビーチェアもあったので、お子さんのオムツ替えも安心です。
潮干狩りの持ち物リスト

二色の浜潮干狩りに実際に行って分かった、必要な持ち物をご紹介します。
必要なもの
- スコップ、熊手(有料でレンタル有)
- バケツ(販売有)
- タオル(余分に持っていくと安心)
- 帽子
- 着替え(上下)
- サンダル
- 日焼け止めクリーム
- レジャーシート
- 発泡スチロール箱 or クーラーボックス
- 凍らせた保冷剤
- 飲み物
お土産でもらったアサリを持って帰るので、鮮度を保つために発泡スチロール箱またはクーラーボックスを持っていくことをおすすめします。
あると便利な物
- お子さん連れは砂場遊びセット
- スマホ防水ケース(スマホ水没の悲劇を防ぐために)
- 簡易テント(更衣室代わりにあると便利)
- ラップタオル(着替えるときに便利)
- キャリーワゴン(あると快適)
- 空のペットボトル(砂抜きに使用する海水持ち帰り用)
- ウォータータンク(手洗い用、休日は洗い場待ちで並ぶため)
潮干狩りに適した服装は?子どもは水着だと安心

潮干狩りは、日差しの照りつけるビーチでおこなうもの。
日焼け対策として帽子は必須です。
また水に濡れて海風に吹かれると寒くなることもあるので、パーカーなど羽織れるものが1枚あると便利。
- 帽子
- ラッシュガード
- パーカーなど羽織るもの
- 半ズボン(海水につかるので)
- サンダル
- 子どもの水着(ずぶ濡れのお子さん多数)
- 子どもの着替え(多めに)
家族連れレジャーにおすすめ「二色の浜潮干狩り」

というわけで今回は潮干狩りの様子をお届けしました。
アサリがたくさん採れるわけではありませんが、宝さがし気分で子どもも大人も夢中になって楽しかったです。
お土産用アサリも持って帰れるので、採れなくても安心。
潮干狩り場の近くには海をイメージした遊具のある「中央児童遊戯場」もあり、ファミリーでお出かけするには最適だと思います♪
心地いい春の潮風が吹くこの季節に、潮干狩りをしに二色の浜へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
おすすめです!
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